2018年11月27日にリリースされたスマホゲーム『イドラ ファンタシースターサーガ』。
セガの大人気ロールプレイングゲームシリーズ『ファンタシースターシリーズ』の最新作に当たり、唯一のスマホ向け作品でもあります。
リリースから2.5周年が経ち、最近運営体制が変わったこのセガ製ゲームを遊んでみました!
↓こちらからダウンロードできます
イドラ ファンタシースターサーガってどんなゲーム?
事前に編成したキャラ達にスキル使用などを指示し敵を倒していく、簡単に言えばFGO型のゲームです。
ゲームシステムだけでなくキャラの戦闘中モーションやロード画面など、そこかしこにFGOの雰囲気があり、明らかにFGOを参考に作られているのが分かります。
目新しさは無いですが、FGO型のゲームシステムはある意味スマホゲーとして完成されているので、クソゲーになりにくいのが利点です。
・独自性もあるFGO型のゲームルール
FGO型のゲームルールを採用するゲームの欠点として、どうしても他のゲームと似たようなゲーム性になってしまう点が挙げられます。いろんなゲームにFGO型は採用されていますからね。
その点セガはきちんとテコ入れしており、ある程度独自性のある要素も追加しています。
例えば『エレメンタルバースト』。これは俗にいう必殺技ですが、キャラの属性に紐づいており、また独特な効果のものも多くなっています。
また、『リバースラッシュ』という独特な攻撃方法もあります。これはゲーム中に編成を完全に入れ替えるというもので、戦闘中の4人が事前に設定しておいたスタメン4人と全員入れ替わります。
勿論HPなどは持ち越されず、また入れ替え時に強力な攻撃を行うため、ボス戦時の攻撃の起点、一時的な属性不利の解消などに使用できます。
これらの要素のお陰で高い戦略性が出てきており、またFGOとも違ったゲーム性も出てきています。
イドラ ファンタシースターサーガの面白さ
ここからはこのゲームの面白さについて。
一言でいうなら『ストーリーの作り込みの素晴らしさ』です。
物語はセガのロールプレイングゲームシリーズ『ファンタシースターシリーズ』の外伝という形であり、シリーズ初心者も楽しめるようになっています。(実際私も初心者ですがストーリーで分からないところはありませんでした)
『ヴァンドール』と呼ばれる土地において、災神『ダークファルス』の復活を阻止しようとする主人公たちが突然現れるようになった怪物と戦う物語です。(因みにこれはエピソード1の話で、アップデートにより追加されたエピソード2では主人公が変わるよう)
キャラたちはそれぞれ『ロウ』、『カオス』という2つの陣営に分かれており、それぞれの陣営で得意な攻撃方法が変わっています。この陣営の戦闘中切り替えが『リバースラッシュ』ですね。
また、この2つの陣営自体も物語に大きく関連しているよう?なのですが、詳細は序盤では不明。
また、他のゲームで言う『限界突破』として、ある程度育成したキャラの陣営を決められるようになっているのもこのゲームの大きな特徴です。
ゲーム内ストーリーに大きくかかわるキャラの陣営の選択をプレイヤーが出来てしまう訳ですが、それはストーリー分岐に関わってくるのか。まだ謎ですが、気になるところです。
全体的にゲーム性よりもストーリーを大切にしている作品で、小説やアニメ、漫画が好きな人向けとなっています。
イドラ ファンタシースターサーガの改善・惜しいところ
全体的に開発資金をストーリーに全振りしているのでしょうか、ゲーム部分は魅力が少ないように感じました。
戦闘に関しては独自要素のお陰である程度独自性も出てはいるのですが、戦闘モーション、ガチャ、育成どの要素を取ってもFGO型であり、つまり量産型という事になってしまいます。
また、ガチャが渋めになっています。(もしかするとこれもFGO譲り)
確率自体は最高レア3%、うちピックアップキャラ50%と悪くはないのですが、石がそんなに貰えないのであまりガチャを引くことが出来ません。
また、特定の種類の育成には、ガチャからしか出ないような素材を使わなければいけないこともあります。
一応、運営が変わったことで多少改善され、また現在2.5周年、半年後には3周年が迫っているので今から始める分には問題ないかもしれません。
【イドラ ファンタシースターサーガ】のまとめ・レビュー・感想
良いところ
ストーリーの作り込みが素晴らしい
ハズレのないFGO型ゲームシステム+独自要素
悪いところ
戦闘以外のゲームシステムに独自性が少ない
ガチャが少し渋め
全体的に完成度は高く、さすが老舗ゲームメーカーだなあといった感じ。
ゲームバランスも問題なく、ある意味『王道のソシャゲ』として安心して遊べます。
興味のある方は是非プレイをしてみてはいかがでしょうか?
↓こちらからダウンロードできます